浜松市　磐田市　掛川市　ヨガでハッピーライフ

東日本大震災による津波で流された　岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の

松を使用する予定だった京都の伝統行事「五山の送り火」が、

放射能汚染を心配する声が寄せられたため中止になりました。

そもそも「五山の送り火」は霊を丁重におくるお盆の儀式、

つまり鎮魂のためにおこなうわけです。

検査した結果、放射能物質も検出されなかったのになぜ反対の声に

押し切られたのでしょうか？

反対のメールや電話はいったい何通あったのでしょうか？

そして主催者は　京都大学の放射能の専門家などに問い合わせ　

専門家同席の記者会見をきちんとした形でおこなうべきでした。

テレビと新聞　インターネットなどの媒体を通じて安全であることと

被災地の復興を願うという趣旨をしっかりつたえていれば

こんな結果にはならなかったと思います。

これは　京都とは思えない信じられない対応で　残念な気持ちと同時に

悲しくなりました。

風評被害以前の問題です。

幾分救われた気持ちになったのは、中止の判断に抗議する電話や

メールが多数あったということです。

これから　福島第一原発の収束には　長い時間がかかります。

私たちは一人一人が、いい加減な情報に振り回されることなく

きちんと考えて行動していきましょう。