人は死なない。ではどうする?
2012年09月12日
「人は死なない。では、どうする?」 矢作直樹 × 中健次郎 マキノ出版
を読みました。
東大医学部教授と気功家の対談です。
久しぶりにおもしろい本に出会いました。
お話は、矢作先生の登山での滑落体験から始まります。
1000メートル近く 転落したのに、痛みも恐怖も感じなかったこと
世界的な登山家のメスナーも同じ体験をしています。
矢作先生はその後 声が聞こえました。
「もう山へは来るな」と。
それから憑き物が落ちたように肩の力が抜けて登山をやめたのです。
あとは医師の道を邁進されました。
そして18年前に、中健次郎先生の気功講座を受講されたのです。
お二人に共通しているのは、自分を超える何か宇宙の愛、意識のようなものを
どこかで感じ それが私たちを導くことがあるのだと考えるようになったことです。
今の科学で解明されているのは、ごく一部のことで
まだまだ人類がわかっていないことが 宇宙にはたくさん存在しているのです。
スピリチュアリズム インドのサイババ 死後の世界 ガンの自然退縮
中国の驚異的な気功家の遠隔治療 甲田式の少食など
話題は多岐にわたっています。
私は次の言葉が一番印象に残りました。
「究極の選択は2つしかありません。愛と恐れ、どちらを選ぶかです。」
この言葉は極めて重要な指針を私たちに与えてくれます。
私たちが恐れを選ぶなら、今後、恐れていることが予想通りに
起こってくることもありうるでしょう。
たとえば、大地震 大不況など
逆に、愛を選べば私たちは互いの絆を強くして、ともに未来へと
歩むことができるようになるでしょう。
今を生きる私たちが 何に焦点をあわせるかで
これからが大きく変わっていくと思うのです。
あるがままのあなたを、愛して肯定して受け入れてください。
Posted by 中村敬子 at 16:42│Comments(0)
│書評